東京都の中小企業の取り組み

企業で働きたい医師のみなさんの中には、大規模企業でなく、中小企業で働きたいとお考えの方もいらっしゃることでしょう。
もちろん、中小企業でも医師の求人はあります。
企業のホームページや医師求人サイト等を利用して是非理想の職場を見つけて下さい。

一方で、特に医師の力を必要としている方が多くいらっしゃるだろう障害者に対して、東京の中小企業では雇用についてどのような取り組みを行っているのでしょうか。

東京都では、大企業と比べると中小企業の障害者雇用がまだまだ進んでいない状態です。
この状態を抜け出して出来るだけ多くの障害者雇用を促し、活動の場を広げて雇用定着を支援するために考えられたのが障害者雇用支援助成金です。
障害者を雇用するにあたり、「設備や就業条件の変更など、何かと費用がかかってしまうので、雇用を見合わせていた」といった企業の為にあるもので、雇用したくてもできない中小企業にとってありがたい助成金であり、この制度でより多くの中小企業に障害者雇用を促進しています。

また、ハローワークを通じて障害者雇用を継続に行った事業主に対して、企業の大きさや障害の内容によって定められた助成金を支給する、特定求職者雇用開発助成金が満了になった後も、東京都独自に賃金助成を行うことで雇用継続のサポートをしています。
そして、相談員の定期的な巡回訪問によって、雇用環境の確認や雇用管理がより適正なものになるように状況把握することもしています。

東京都障害者雇用優良企業登録事業などは、登録条件として常用労働者数が300人未満であるとされていますから、中小企業を中心に考えられた、企業側の支援システムといえるでしょう。
これは、登録することで東京都のホームページに障害者雇用の取り組みを載せたりすることで、中小企業のPR活動にもなりますし、雇用される側も障害者雇用において信頼おける企業を探しやすいですから、双方にとってよい事業内容だといえます。
東京都の雇用就業に関する総合サイトの「TOKYOはたらくネット」上に、東京都障害者雇用優良企業として掲載されます。
企業へのリンクはもちろんのこと、所在地や障害者雇用の経緯や目的、障害者雇用のための具体的な取り組みなどが掲載されています。
障害者の方が求人を見る際には、どんな障害をもっている人を採用しているのか、また職場スタイルはどのようなものかわかりやすいですから、仕事を探すのに非常に有効活用できるでしょう。

このように雇用だけでなく、教育や医療に関してもどんどん支援体制が整っていくといいですね。